インタビュー西尾

INTERVIEW 02
本当にいい保険を
たくさんの従業員と
ご家族のために。

西尾｜団体営業第二部団体保険営業第二グループ（2012年中途入社）

大学卒業後、アパレル業界に就職し店舗運営などを経験した後、企業を相手とする営業職を希望して当社へ転職。現在、顧客企業が福利厚生制度として従業員に提供する「団体保険」の営業を担当している。

MISSION
10万人を超える従業員の安心に貢献

私はトヨタグループの従業員向け保険の営業を担当しています。主な仕事内容は、顧客企業が福利厚生制度として導入している「総合保障（死亡保障・医療保障等）」を企画・提案・運営すること。「保険の営業」というと個人のお客様のイメージが強いですが、私が対応するのは主に人事部や厚生部、総務部のご担当者で、いわゆる「B to B」の営業です。

取り扱っているのは、企業の福利厚生制度となる保険です。そのため、営利を追求するのではなく、加入する方にとって本当にいい商品を提案することが大前提となります。時代や従業員のニーズにマッチした保険を準備することで、10万人を超える従業員とそのご家族の安心を支えられるよう、日々最善を尽くしています。

また、最近は企業の分社化や統合が多くありますが、福利厚生の保険は各企業の制度であるため、会社が変わると、用意されている保障の内容も変わってしまいます。これまで加入していた保険を続けられないことは従業員にとって大きな不利益となってしまうため、そうならないような制度の検討も行っています。

仕事で大切にしているのは「小さな約束を守ること」。どんな仕事も、人から信頼してもらわなければ成り立ちません。些細なことでも頼まれたことはきちんとやりきる。その積み重ねが信頼に繋がると思っています。また、事前準備も大切です。あらかじめ仕事の過程を想像し、具体的な手順をメモ書きしておく。これだけでも仕事の質とスピードは格段に上がると実感しています。

IMPRESSION
変化を恐れず挑戦する自分へと成長

印象に残っている仕事の一つが、2019年に実施した『保険募集期間の拡大・保障開始の短縮化プロジェクト』です。これまで、一年のうちの限られた期間でしか保険に申込できず、また申込から保障の開始までに時間がかかっていました。結婚や出産など、個人のタイミングで新しく保険に加入したい場合もありますし、もし保障開始までの間に病気や事故にあてしまえば、保険は役に立ちません。私はこういった運用に疑問を感じていたため、このプロジェクトを発起しました。保険募集に携わる社内の事務・システム部門や複数の保険会社、顧客企業の窓口担当者など、募集に関わる全ての人の業務内容を確認し、課題を明確にして対策を進めていきましたが、これまでにない取り組みだったため、各関係者と一つ一つ課題や対策を共有して協力を仰ぐ必要があり、途中で何度も挫折しそうになりました。それでも、従業員やそのご家族にとって大きなメリットになることを確信していたので、「必ずやり遂げる！」という強い想いで取り組みを続け、結果として募集期間・保障開始時期ともに大きな変更を達成することができました。

このプロジェクトを通じて、「変化することのやりがい、楽しさ」を体感しました。当時は不安な日々が続きましたが、周りからのサポートを受け、無事乗り越えたときには、大きな達成感と貴重な経験を得ることができ、さらには何事にも変化を恐れずチャレンジする姿勢が身に付いたと感じています。

CHALLENGE
ペーパーレス化を引っ張っていきたい

現在は、ＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）を活用した保険の募集形態を変えるためのプロジェクトに、営業のリーダーとして参画しています。保険業界にはまだ「紙文化」が多く残っており、IT化の流れに遅れている部分があります。申込書を企業の担当者にお送りして従業員に配布いただく、という当社のこれまでの案内方法も、顧客企業で在宅勤務が進めば、その分タイムロスが生まれて従業員の方のデメリットに繋がりかねません。保険の募集形態も、紙からＷＥＢへとペーパーレス化することが強く求められていると感じています。

このプロジェクトで目指しているのは、当社独自の、そして日本初の「生損保が一体となったＷＥＢ募集システムの構築」。これまで紙で行っていたさまざまな保険会社への申込を一つのＷＥＢシステムで扱うため、各所からの認可取得や各保険会社との調整など課題も多いですが、まだ誰もやったことがないプロジェクトだけに、とても大きなやりがいを感じています。実現すれば、当社から随時ご案内をお送りできるだけでなく、従業員やご家族の方がよりご自身に合ったタイミングで保険に加入できるようになり、これまで行き届かなかったサービスも提供できるようになるはずです。これからも、新しい時代を見据え、「自分自身が先駆者になる」という思いをもって働いていきたいです。